2015年度PR・IT情報委員長挨拶

2015.07.01 Wednesday

力強い情報発信のために
 
PR・IT情報委員長(同担当理事兼任) 笹沼一弘

 今回諸般の事情により急遽PR・IT情報委員長を兼任することになり、スタートが遅れた感は否めませんが、水戸西ライオンズクラブの情報全般を担当する重責を全うするべく、メンバーの皆様のご協力を仰ぎながら全力を尽くす覚悟です。
 本年度、泉会長は方針として「コミュニケーションと協力」を掲げました。当委員会としては対内的には情報の共有化、対外的には情報発信という、それぞれのベクトルを指向した死角の無い情報システムの構築を目指して、該方針の実現に寄与していきたいと考えております。
 また、運営方針においては会員増強を掲げており、これも対外的な情報発信能力を強化することにより、当クラブ入会へのモチベーションを高めていきたいと考えております。
 そして、事業方針では、多くの障害を覚悟の上で、将来を見据えた大胆な改革を行うとの決意を示しました。当委員会に対する具体的な指示としては、会報(咆哮)の廃止とそれに伴う代替手段としてのHPの活用を挙げております。
 よって、本年度は情報発信におけるペーパーレス化を実現いたします。本方針は単に経費削減に資するのみならず、従来からのライオンズクラブ国際協会の方針に合致しており、尚且つ低炭素社会の実現による持続性のある社会を指向するという点において、我が国において決議された京都議定書の精神にも沿うものであり、何よりも我々の社会奉仕団体としてのレゾンデートルに由来して、是が非でも成すべきものであることは論を俟ちません。
 しかしながら、今期からのペーパーレス化が国際協会や社会の要請に対する単なる迎合であっては、当クラブとしての価値は低いものになってしまいます。当委員会は、ペーパーレス化により当クラブの情報システムを更にグレードアップさせるべく検討していきたいと考えております。
 従来、当クラブの情報発信は会報がメインであったため、ホームページは単なる補助的、或は補完的なサブステージに過ぎず、その役割に応じた構成と運用でしかありませんでした。しかし、今期からメインステージとしての役割を果たすことになるので、ユーザーの視点によるアクセス性の高いホームページを目指した再構築を図ります。
 更に活動報告を始めとする各コンテンツはブログサービスを利用することにより、その速報性と情報性をフリーハンドで確保していきたいと考えております。このようなフレキシブルな自主運用可能なデジタルコンテンツ化により、発信のタイミングや追加、修正の自由度に対する制約が粗なくなります。これら発信業務におけるユーザーインターフェースの効率化は他方においては情報システムのベースであるホームページを操作する必要性が低くなることにより、次年度以降の運用の簡便性が確保され、結果として単年度制による継続性の不安を担保することになるでしょう。
 2015年7月7日に博報堂DYメディアパートナーズが「メディア定点調査2015」を発表しましたが、これによる過去10年間のメディア総接触時間の変化は明確な方向性を示唆しております。まずテレビ、ラジオ、新聞、雑誌といった既存のメディアの接触時間は低下傾向にあり、とりわけ新聞、雑誌といった紙媒体の凋落は壊滅的ですらあります。それに対してパソコン、タブレット端末、携帯電話・スマートフォンの比率は、10年前(当時はタブレット未登場)が20.2%であったのに対し、本年度は44%と倍増し、半分に迫る勢いです。その中でもパソコンの比率が16.9%から17.7%とほぼ横ばいであるのに対して、携帯電話・スマートフォンの比率は3.3%から20.9%と劇的な増加を遂げており、またタブレットの将来性は未知数ではありますが、スタートダッシュの勢いは看過できないものがあります。これは社会全般的に情報アクセスのデジタル化が進んでいるのみならず、デジタル化の中でも、よりモバイルシフトの傾向が強くなっていることを示しておりますし、当クラブの従来の活動報告ブログのアクセス解析からも同様の結果が得られております。
 このような傾向が今後とも進展すると考えるならば、ユーザー視点での情報発信は、ユーザーサイドのモバイル利用を意識しなければなりません。よって将来的にはフェイスブック等のSNSの活用も検討していきたいと考えております。また、同様に情報アクセスの窓口が多様化している状況では、従来型のホームページをフラッグシップとして、下位コンテンツとしてのブログ、SNSという情報システムの硬直的ヒエラルキーモデルは意味をなさないだけではなく、ユーザーサイドからのアクセスを迷宮的に混乱させ、かつ当クラブ情報発信システムへの誘導の阻害要因となり得ます。従ってホームページとブログとSNSをクラウド的に一体化することにより、窓口の多様性を確保しつつ誘導性を高めるという、可能な限りの有機的な運用を行うことにより当クラブホームページとユーザー間のインタラクティブな関係性をバーチャルに実現することが社会に対する訴求力と求心力の強化に繋がると考えます。
 ただし、これらのホームページの再構築自体は、当クラブ情報システムの箱物に過ぎません。あくまでユーザーの当クラブウェブサイトへのインセンティブを高めてアクセス性を向上させるための道具立てであって、実際に訴求力と求心力を持ち得るかどうかは、箱の中身、即ち各コンテンツの価値にあります。そして当クラブは世界最大の社会奉仕団体であるライオンズクラブの一員である以上、訴求すべき情報は普段の我々の活動である事業自体であります。しかしながら当委員会は情報を担当する委員会であり、独自に事業を担当しません。従って当委員会は自らの担いである情報発信をより効果的に行うため、クラブ事業直近時等に各事業担当委員会との合同委員会を開催し、担当委員会からの情報発信に関する要望を聴取し、また当委員会からの要請を行っていきたいと考えております。
 また、本年度はクラブ創立45周年にあたり、式典や事業が計画されておりますので、当委員会としての役割を果たしていきたいと考えております。
 向こう1年間宜しくご指導賜りますようお願い申し上げます。
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